聖歌635番(旧597番) <現代語訳>

  <現代語訳> 

 

① 父なる神様の恵みは

  限りなく広い海のような

  ものです

  とも綱を解いて

  沖へ漕ぎだしましょう

  (注)とも綱

     =船をつなぎ停める綱

  (※繰り返し)

  沖へ漕ぎだしましょう

  岸を離れて

  主の大きな恵みのただ中へ

  さあ漕ぎだしましょう

 

② 主を知らない人たちは

  岸に立って

  ただ沖を眺めているだけです

  主の恵みの深さなど

  わざわざ知ろうとも

  しないのです

 

  (※繰り返し)

 

③ ある人は海に漕ぎ出したものの

  遠くまでは乗り出さないで

  寄せては返す波に

  吞まれてしまうのです

  船も自分も一緒に

 

  (※繰り返し)

 

④ さあ乗り出しましょう

  沖を目指して

  恵みの潮の瀬に身を任せ

  すべてを神様に

  ゆだね続けましょう

  (注)潮の瀬

     =海の流れの速い

      ところ)

 

   (※繰り返し)

 

 

 

1.ちちなるかみのめぐみは

  かぎりなきうみぞ

  ともづなをときて

  おきへこぎいでてみよや

 

  (※くりかえし)

  おきへいでよきしをはなれ

  しゅのめぐみのただなかへ

  いざこぎいでよ

 

2.よのひとはきしにたちて

  おきをばみるのみ

  しゅのめぐみのふかさなど

  あえてしらんとせず

 

  (※くりかえし)

 

3.あるものはこぎて

  とおくのりださず

  かえるなみにのまれたり

  ふねともろともに

 

  (※くりかえし)

 

4.のりいだせおきをさして

  めぐみのうしおの

  せにながされて

  すべてをしゅにまかすまでは

 

  (※くりかえし)